2009年10月31日 (土)

さらば頑徹

会社から一番近いラーメン屋が閉店してしまった。

その名も「頑徹」。

数年前からお昼の営業を取りやめてしまい、今は夜のみの営業になっていたが、まさかこんなタイミングで店を閉めるとは思わなかった。

中野はラーメン激戦区であるので、会社の人たちに言わせると「頑徹よりうまい店はいくらでもある」のだそうだ。だからあまり声高には言えなかったのだが、やはりここの四川タンタンメンはうまい。

なぜだか自分でもよくわからいのだけれど、いつからか頑徹で四川タンタンメン以外のメニューを頼めなくなってしまったのだった。僕の味覚にマッチしていたというべきなのか、としたら僕の味覚はおかしいのか。ともかくスープの風味、辛さ、たくさんのネギ、やや固めの麺、そしてカラッと炒まった挽肉。どれもが完璧なバランスの上に成り立っているように僕には思えたのだった。

惜別の念からか、つい大げさな表現に終始してしまう。

まぁ、しかし、閉めてしまうものを止めることはできない。

これだけ四川タンタンメンに情熱を注いできた者として、せめて今後のことくらいは聞いておかねばと思い、理由を尋ねてみると、若いバイトのあんちゃんが一言、、「そうっすね。ここの本家はラーメン三宿って言うんすけど、今後はそちらに力を入れていくことになりました」とのこと。

とてもちょっとやそっとでは退きそうにない頑固一徹な店名のイメージを、見事に覆す軽い返答であった。

モヤモヤさまあずを見ているような中途半端な気持ちに陥りながら、少し季節の進んだ冷たい空気を感じつつ、珍しく客の並んでいる頑徹を後にしたのだった。

ちなみに「ラーメン三宿」は高田馬場と中目黒にあるらしい・・・。

不思議とそこまでまた今度食べに行こうという気持ちにはならなかった。

やはり「会社から一番近いから」だったのだろうか。

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2009年10月22日 (木)

早朝は鳥たちとともに

自宅前の川にカワセミが毎日姿を現している。エメラルドグリーンの背中と橙色のお腹。目にも鮮やかなその容姿。

涼しくなってまた繁殖期になったのか、ここのところ通勤前の早朝には毎朝確認する事が出来る。

「川の宝石」と称されるだけのことはあり、飛び立つ姿、枝に止まってりりしく獲物を狙う姿、そして小魚をダイブして捕獲する姿。そのどれもがこちらをわくわくさせてくれる。

会社までの通勤距離はかなり遠くなってしまったけれど、その分、澄んだ空気とこうした自然の野鳥達との交流が仕事前の緊迫した雰囲気をいったん取り消してくれ、心のオアシスになる。

ほかにもモズ、ジョウビタキ、そしておなじみのヒヨドリやセグロセキレイなども早朝から元気に飛び回っている。

朝起きるのがつらいときもあるのは確かだけれど、こうして今日も鳥達から元気をもらいながら、「あともう一日がんばってみるか~」と気持ちを入れなおす日々である。

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2009年8月17日 (月)

お盆

P8120754

久しぶりに「日本の夏」を満喫してきました。

←宍道湖の夕日です。きれいに見えたのはこの日だけでした。曇りがちな天気が続いたせいか、大勢の見物客で賑わっていました。

P8120756 宍道湖の七珍をすべて味わうことはさすがにできませんが、イカとアジは時期とのことで、あらゆる調理法でおいしくいただくことができました。

とても東京では食べることのできない脂の乗り方ですし、肉厚です。

P8140768 ←鳥取砂丘もお盆とあってたくさんの人出がありました。

日本海も気持ちのいいブルーを貫いてくれました。

これでも以前に比べるとだいぶ砂の面積は減っているようです。

炎天下の砂丘では熱中症で倒れる人が続出するとのことで、「砂丘レスキュー」なる人々がところどころで待機していると聞きましたが、とうとう誰がレスキュー隊なのかわかりませんでした。

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2009年7月27日 (月)

日々是思うこと

昨年12月に引っ越してから、通勤は以前に比べて1時間プラスになっているのですが、夏らしい蒸し暑さが始まるこの時期にあっては、川からのマイナスイオンも相まって確かに涼しい思いをさせてもらっています。

湿気がないといえば嘘になりますが、窓を開ければ風の通りは良く、やはり締め切って冷房のスイッチを入れるよりは心地いいといえます。加えて、小鳥のおしゃべりとカモの挨拶、そして近頃はニイニイゼミ、ミンミンゼミが合唱練習を始めているところです。

おかげで気の抜けた休日は本当によく眠れます。昼夜を問わずに。

窓の外に人工的なものがないということが、どれだけ人をリラックスさせるのか、改めて実感しています。

特に休日の昼間のうたた寝は気持ちいいですね。

家事ももっと手伝わないといけないのですが・・・。

今年は6月に久しぶりに囲碁のアマチュア本因坊戦の予選に出場しました。結果は言わずもがなですが、打っているうちに小さい頃必死で覚えた知識が、少しずつ甦って来るのがわかりました。

小さい頃習っていたことというのは恐ろしいものです。ここまで古い脳の地層に染み付いているのですから。

最近はようやく話のよくわからない上司の話を右から左へ流すこともできるようになってきました。なんでも自分の理解力のなさが原因だ、とかで片付けてしまうから、精神的に追い詰められてしまうのでしょう。

自分がわかろうとする、話を聞こうとする姿勢を示すことは当然大事ですが、相手だって人がわかるように話す努力を怠ってはなりません。

だからわからないものはわからない。そう割り切ることも大事だと思うのです。

言いっぱなし、やりっぱなしではダメでしょう。特に組織の上に立つ人なら、ちゃんとリスクをとれる人間になってもらわなくてはなりません。

責任をちゃんととれる人なら、部下にきちんとわかるように責任を持って指示を出してくれるでしょう。そしてしっかり結果を求められることでしょう。

あいまいな指示で、責任の所在も不明確で・・・結果だけはしっかり求められる。これでは困るわけです。

なにより一番悩むのは末端の人間ですから。

まぁいいやで済むものもありますが(私もけっこう適当な人間ですから)、ダメなものはダメなわけです。やはりどこかで踏ん切りをつけなくてはならない瞬間というのがあるのかもしれません。

そのときには私もリスクのとれる人間になっていなくてはなりません。

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2009年6月 9日 (火)

市民清掃デー

日曜日は市民清掃デーだった。

今まであまりこういった地域の活動には参加したことがなかったから、正直どんなものなのか実感が沸かなかったが、集合時刻の朝8時になるとたくさんの人が河原に沿って自主的に草刈を開始した。

強制するでもなく他の人に干渉するでもなくそれぞれがそれぞれのペースで進めていく雰囲気が良い。

照りつけが厳しくすぐに汗がにじみ出てきたけれど、久しぶりに土のにおいをかぎながらダンゴ虫の群生や色とりどりのテントウムシを眺めつつ自然の一員となって草刈をするのはとても新鮮だった。

参加者は若い人が意外に多く、背の高い草に積極的に若いお父さんが関わっていく姿がすがすがしかった。

8時~12時くらいまでと書いてあったので、この暑さではかなりつらいなと思っていたら1時間ほどで終了。

思ったより参加者が多かったのだろうか。気づけば遠くのほうまで実にきれいに川沿いの道が整備されていた。

近隣にこれだけ数の住民がいたのかと驚いたのと同時に、なかなか雰囲気の良い人たちだと確認することもできた。

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2009年4月10日 (金)

鳥の宝庫

自宅が都心から離れていることもあり、引っ越してからというもの、鳥好きの僕には近所の散策がとても楽しみな時間になった。

スズメやヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラといったおなじみの鳥たちはもちろん、ジョウビタキやノビタキ、少し大きめだとアオジなどもいたりする。

川沿いを歩くと、エメラルドグリーンの美しい羽をはばたかせて高速飛行するカワセミもかなり高い確率で見つけることができる。

先日はカルガモの親子を目撃することもできた。

やはりエサが豊富なのだろうか。ここのところめっきり暖かくなってきて、人間だけでなく鳥たちの表情にも明るさが戻ったかのようだ。澄んだ鳴き声がこちらの心を和ませてくれる。

鳥だけではないけれど、動物はどの種類でも純粋無垢だ。

いちいち表情の裏を読んだりしなければならない面倒な人間の世界とは大違いだ。

目をつむってただ小鳥のさえずりに耳を傾けたい。

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2009年3月23日 (月)

春の息吹

P3210647 三連休の中日に秩父に行ってきました。

羊山公園はシバザクラで有名とのことですが、まだ2部咲きくらいのところでした・・・。

その分、訪れる人は少なく散策するにはとても気持ちの良い環境でした。風もなく穏やかで、花粉さえ飛来していなければまさにパーフェクトな休日だったといえるでしょう。

ソメイヨシノは木によっては開花し始めており、このまま温暖な気候が続けば来週には全面開花するのではないかと思われます。

P3210645 「羊山公園」に行きましたので、ヒツジも見てきました。

間近で見ると思ったより羊毛が汚く、あまりきれいにお手入れがされていない印象を受けてしまいました。たまたまだったのでしょうか・・・。

地面に生えている草を食べているようでしたので、むしって与えたところすごい勢いで頭を出してきます。

P3210646 愛らしいたたずまいとは裏腹に、目はかなりリアルにこちらをにらみつけているのでした。容姿にだまされてはいけない・・・。

春はもうすぐですね。

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2009年3月11日 (水)

ノーカントリー

久々に戦慄が走る作品だった。

バイオレンス映画であるから、決して明るい気持ちになれる映画ではない。しかし、演じる俳優陣の迫力に押され、最後までハラハラしっぱなしだった。

冷徹な殺し屋を演じたハビエル・バルデムというスペイン人の俳優の存在感が群を抜いており、「本当にこんな人間が世の中にいるのだろうか」と思うくらいであった。

感情というものがまったく感じられず、「非情」というのはまさにこういうことを言うのだろうというくらい凄まじかった。

脚本もそのイカレた感じがよく出ていて、独特のレトリックで殺し屋の「哲学」が語られていく。そのナンセンスさがまたこちらをぞっとさせる。

これだけの俳優をそろえたからこそ、表出できた迫力なのだろうと実感した。

トミー・リー・ジョーンズも年をとったが、味わいのある役が板に付くようになったということだろう。だからこそ回想シーンに真実味が生まれる。

ハビエル・バルデムは今後も要チェックである。

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2009年2月27日 (金)

新生活

おかげさまで、2月8日に無事挙式を済ませることができました。

たくさんの方からお祝い、温かいお言葉をいただきまして本当にありがとうございました。

少しずつですが、新生活のほうも落ち着いてきました。

焦らずゆったりペースな二人ですので、ほんわかした家庭の雰囲気が出来つつあります。

やはり一人暮らしのときに比べると、格段に気持ちが明るくなった気がします。帰宅してから会話する相手がいる。家事が分担できる。食事が毎日充実している。

など、枚挙にいとまがありませんが、どれをとってもプラス方向に転換した感じがします。

こうした日々のプラスの積み重ねが仕事や人生に良い影響を及ぼすことはもちろんだと信じていますが、そのぶん私自身が人間力を磨く努力を怠ってはいけないなとも思います。

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2009年1月13日 (火)

あけましておめでとうございます。。

2009年もよろしくお願いいたします。

年初早々私事ですが・・・

昨年12月4日の大安吉日に、意中の女性と入籍いたしました。交際1年でのスピード入籍でありました。

とは言いましても、二人して人生を急いだわけではなく、二人の中ではごくごく自然な流れでした。本当に運命って不思議なものです。

披露宴を行う予定はなく、2月に式のみ親族でささやかに、という形で行います。芸能人のような華々しい結婚式ではないので、残念な向きもあろうかと思いますが、「小さいながらも楽しい我が家」的なアットホームな結婚式を選ぶ、というのもまた私たち二人のらしさが出ているといえます。

新居も12月に埼玉県内に無事決まり、なんとか落ち着いたお正月を過ごすことができました。

お互い無理することなく、素のままで一緒に過ごせるので、余計な気を遣うことがありません。生活のペースであったり、価値観であったり生きていくうえでの根本的な部分が本当にこれまた不思議なくらい共通理解がとれ、自然に受け入れていけるので、とてもリラックスした休日を過ごすことができます。(平日の朝はそうゆったりもしていられませんが・・・)

「のろけ」はほどほどにしまして・・・

仕事始めの週にさっそく大事なカバンを電車の網棚に置き忘れたまま手ぶらで降車してしまったりと、ボケが止まらない感じになっていますが、、

ひとまず本年もよろしくお願いいたします。

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